葬儀社の選び方と葬儀の仕方
身内が亡くなると、通夜や葬儀(葬式)・告別式の手配に追われることになります。
そのとき、もっとも重要なことが葬儀社の手配なのです。
身内の急死など、何も準備をしていないときは、限られた時間で判断が必要になります。
この葬儀社選びで後々トラブルになることが実に多いのです。
葬儀社とのトラブル例
- 強引な勧誘
- 不明瞭な請求
- 説明のない追加請求
- 高額請求
- 説明とサービスの違い
葬儀社を選ぶための注意点
葬儀社とトラブルにならないために、最低限のチェックポイントは抑えておきましょう。
- 費用について見積書を提示して細かいことまで説明してくれるか
- 質問に対しても丁寧に応えてくれるか
- 強引に契約を迫ってこないか
- 望んでもいないオプションやサービスを進めてこないか
- 地元での評判はいいか
- 小規模な葬儀でも丁寧に対応してくれるか
亡くなってからの準備にはどうしても時間の制限もありますから、比較など、そうできるものでもないですが、葬儀社選びで失敗すると、後々嫌な思いをすることにならないようにしましょう。
市区町村で葬儀を行う
市区町村でも葬儀を取り仕切っています。
たとえば、江東区の区民葬儀を例にとると・・・
祭壇料金 | 295,000円~123,000円 |
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棺桶料金 | 60,000円~40,000円 |
霊柩車料金 | 41,250円~21,350円 |
火葬料金 | 53,100円~29,000円 |
遺骨収納料金代 | 10,900円~2,300円 |
お住まいの市区町村の葬儀を調べてみましょう。
ごじょクル
今すぐ葬儀社を探さなければならないという人でない場合は、互助会に入るというのも良い方法です。昔はかなり互助会の話は聞いたのですが、最近ではあまり聞かなくなりました。それも、昔は葬儀費用って、あまり比較検討するものではなくて、今みたいにオープンな価格ではなかったからでしょう。
互助会は、結婚式や葬式といった冠婚葬祭の費用を月々の掛金で積み立てるシステムです。互助会の会員優待を利用することで冠婚葬祭の費用も安くなるため、急な出費にも対処でき、そもそも経済産業大臣から営業許可番号を与えられた企業だけが行える事業なので安心です。
月々1,500円からのプランがあり、会員は葬儀の基本的な費用が一般より30%~50%も割引されます。急遽、葬式を行うことになった場合でも、入会した当日からサービスを利用できます。
葬儀場に無料見積を依頼することも可能です。
格安の葬儀なら「心に残る家族葬」
家族葬は、故人との別れの時間をゆっくりと過ごして、故人を弔うことを第一の目的とした葬儀で、葬儀の参列者を遺族や近親者や特に親しい人だけに限定した葬儀です。
そのため、葬儀の費用も低額で、追加料金もかからないものです。
ただ、家族葬をしたいと思っても、亡くなった人が社会的地位があったり、知り合いの幅が広く、葬儀に数多くの参列者が訪れることが予想される場合には向きません。